2012年02月24日

かなを独学で学ぶ☆お手本

エリカ様です。

「かな書道」を独学で学びたい人に、
おすすめしたいお手本は「高野切 第一種」ね。

先生は日本初のおかま文学者、紀貫之よ。
(と、伝えられている。)

この手本がいいのはね、見開きで6文字づつ、
いろは47文字を大きく書いてあるのよ。

もちろん、つらゆき書体よ。

高野切の書体のなかから、
分かりやすい形のいろは47文字を編集して、
見本として、大きく解説つきで載ってるの。
運筆のポイントも一文字づつ解説してあるわ。




このお手本を見ながら、
いろは47文字を数十回、数百回ととにかく覚えるまで書いて、
まずは「いろは47文字」の形を覚えるの。

初心者がマスターするのに、すっごく分かりやすいのよ。

そして47文字をマスターしたら、
あとは変体がななり、好きな書体なりを、
自分で選んでマスターしたらいいわ。

でも、最初はこの高野切つらゆき伝の臨書から初めてみて。

かな書道完成の頂点にあるのが高野切なの。
だから、この47文字をマスターすれば、
かなの王道を学んだと言えるのよ。

ちなみに…
高野切の臨書に最適な筆はこちらよ。

私は一年間この47文字を練習したわ。
毎日は無理としても2〜3日置きにね。

かたちを覚えるのは数回で(1ヶ月ぐらい)で覚えたけど、
筆の運びや息づかいまでマネしようと思ったら、
やっぱり時間がかかるわよ。

でも書けば書くほど高野切の魅力にハマるというか・・・
一文字、一文字が愛おしく思えてきたの。

さらには紀貫之の人柄にまで興味が湧いてきて、
古今和歌集の仮名序には感銘を受けたワ。

turayuki.jpg


やまとうたは ひとのこころをたねとして
よろづのことのはとぞ なれりける

世の中にある 人ことわざ しげきものなれば
心におもふことを 見るものきくものに つけていひいだせるなり

花になくうぐひす 水にすむかはづのこゑをきけば
いきとしいけるものいづれかうたをよまざりける

ちからをもいれずしてあめつちをうごかし めに見えぬ
おに神をもあはれとおもはせ をとこをむなのなかをもやはらげ
たけきものゝふの心をもなぐさむるはうたなり

☆ーーー☆ーーー☆ーーー

古今和歌集の「仮名序」は、まさに日本の芸術思想そのもの。

歌に、評論に、文学に、政治に・・・
多方面での才能を発揮しつつも風流さを忘れない貫之には、
いつも計り知れない魅力を感じてしまうの。


posted by エリカ at 20:36 | Comment(0) | 書道・水墨画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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