2012年06月02日

ハッチング練習のためのトレース

おすすめのハッチングの練習方法です。
誰でもできて、なおかつ力がつきます。まじめにやれば・・・。

<方法は簡単!>
素描集にトレーシングペーパーを当てて、
その線画をなぞるだけ!

これなら誰でも出来るでしょう。

なるべく線が正確な作家さんを選ぶのがポイント。
私のおすすめは「アルブレヒト・デューラー」
(なるべく大きめな図案を選んでね。)


↑私はコレを使っています。
A4サイズのトレペで練習するのにちょうどいいサイズの素描集。

パラパラとページをめくって、
「これなら出来そう!」と思う絵を選んで、
トレーシングペーパーを貼付けて、シャープペンシルでなぞります。

なぞっているうちに無心になり、
格調高いデューラーの絵画と一体化して、
だんだん「写経」をしているような気分になってきます。

「出来た!」と思ったら、トレーシングペーパーを外してみて下さい。
(ここで失望する方も多いのでは・・・?)

なぞるだけなら簡単だけど、ところが、どっこい・・・奥が深い。

単に線を引いただけでは、全然ダメなんですね。
立体感が出てこないし、線がゴチャゴチャ込み入ってるだけの、
デューラーにがっかりされそうな出来映えです。

そこで、トレペを外した状態で、
もう一度、上から書き込んで仕上げて行きます。
実物としっかり見比べて「絵」になるように。

アルブレヒト・デューラー

けっこう根気が入りますヨ。

そうしていくうちに、
たくさんの線があるのに、無駄な線は一本もないことに気づくし、
線の方向性や、重要度にも気づくでしょう。

一本、一本の線の役割を考えながら、
何枚もトレースしていくうちに、ハッチングの技術は向上します。

ハッチング技法は、
グラデーションの代用としてテンペラ画などに用いられた技法ですが、
描画力がトータルに鍛えられ、デッサンに、彩色にと、応用範囲は広いです。
時間のあるときに練習されることをオススメします。

posted by エリカ at 22:17 | Comment(0) | デッサン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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